Column

新しいカタチの伝統芸能ステージ『Ship of the Ryukyu』とは

2018/6/28公開

沖縄には夏至南風(かーちべー)※が吹き、いよいよ夏真っ盛りですね。「しまかる」では、今月から「ピックアップイベント」の紹介コーナーをはじめます。今回は、記念すべき第一弾。(公財)沖縄県文化振興会が主催するマグネットコンテンツ舞台公演「Ship of the Ryukyu」の魅力に迫りたい、ということで、事務局の皆さんにインタビューしてきました!
※夏の到来を伝える、南南西の季節風のこと。

−『Ship of the Ryukyu』は、沖縄の芸能をモチーフにした、マグネットコンテンツ舞台公演として、平成24年度から行われているそうですね。この企画の特徴について教えてください。

「沖縄には沢山の観光客が来ますが、文化を体験している比率はあまり高くありません。そこで、沖縄の豊かな芸能をもっと世界中の人に知ってもらいたい!という目的で、本企画がはじまりました。毎年複数の演目がありますが、どれも沖縄らしさを感じられることはもちろん、芸術性・エンターテインメント性の高いものばかりです。文化体験の入り口として、初めて芸能を見る人にも楽しんでいただけるような舞台を上演しています」

—毎年演目が変わっていますが、今年はどんな演目を観られるのでしょうか?

「ずばり、こちらの3作品です!!」

公演名: 沖縄伝統空手道振興会『沖縄空手御庭(ガーデン)』
公演日時: 2018/10/3(水)~10/5(金) 19:00開演
2018/10/6(土)~10/7(日) 13:00開演 / 16:00開演
会場: 那覇市ぶんかテンブス館4F テンブスホール
みどころ: 沖縄発祥の伝統空手を中心に、型の紹介や空手を取り入れた琉球芸能の数々を披露します。気迫あふれる演舞にご期待ください!(※日時については変更の可能性があります)
公演名: 琉球芸能大使館『ルン♪ルン♪バルーン♪琉球舞踊』
公演日時: 2018/11/28(水)~11/30(金) 19:00開演
2018/12/1(土)~12/2(日) 13:00開演 / 16:00開演
会場: 那覇市ぶんかテンブス館4F テンブスホール
みどころ: 琉球舞踊とバルーンアートが融合した新感覚の舞台です!観客参加型の公演で、小さなお子さまにもお楽しみいただけます。
公演名: エーシーオー沖縄『沖縄燦燦』
公演日時: 2019/2/13(水)~2/15(金) 19:00開演
2019/2/16(土)~2/17(日) 13:00開演 / 16:00開演
会場: パレットくもじ9F パレット市民劇場
みどころ: とある村に暮らす、恋する2人の物語を沖縄版ミュージカルとしてお届けします。サンサンと輝く太陽のようなエネルギッシュな踊りや、鮮やかな衣装・生演奏が見どころです。

−どれも沖縄の芸能をモチーフにした興味を惹かれる作品で、わくわくしてきました!多くの観光客の方に観ていただきたいですね。
最後に、読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

「今年度のShip of the Ryukyuの公演は、『旅の思い出に+1(プラスワン)』をコンセプトにしています。沖縄らしさを感じられる作品を、観光客や県民の皆様にそれぞれのスタイルで鑑賞いただけるよう、約60分の作品を平日は19時から、土日は13時と16時から上演します。旅のお供に、生活の一部に、ぜひ観にいらしてください!」


公演は10月からのスタートなのでまだまだ先ですが、チケットの販売は8月上旬(予定)から始まります。観てみたい演目がある方は、早めのご予約がおすすめですよ。詳細な情報は随時、下記ホームページでアップされていくそうなので、こちらもご注目ください。

<取材協力>
Ship of the Ryukyu 事務局
公式ウェブサイト:http://www.magnetcontents.net/


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