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昔ながらの文化を体験!『旧正月はおきみゅーに行こう!2020』

2020/1/9公開

沖縄では今でも、旧暦に合わせて様々な行事が行われていて、地域によってはお正月も旧暦に合わせてお祝いされることがあります。沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)では、そんな旧暦文化を伝えていくために、毎年旧正月の時期に合わせて、誰でも気軽に参加できるイベントを開催しています。
今年の旧正月は、1月25日。「旧正月はおきみゅーに行こう!2020」は、1月24日〜26日の3日間で開催されます。会期中にどんな催し物を楽しめるのか、おきみゅーの福治広規さんに伺いました。

−無料で楽しめる公演やパフォーマンスがあるそうですね!詳しく教えてください

3つの観覧無料のプログラムがあります。
まずオープニングイベントとして、24日にエントランスホールにて、小禄高校の芸術教養コースによる書き初めパフォーマンスをご覧いただけます。合唱が響く中で、額縁に絵が描かれ、さらに書き初めが同時進行で行われるという、他ではなかなか見られない音楽・美術・書道のコラボレーションです。高校生ならではのパワー溢れるパフォーマンスは必見です!

書き初めパフォーマンスの様子

25日には、沖縄県立芸術大学の学生による琉球伝統芸能公演を屋外展示場の古民家で開催します。旧正月をテーマに、学生が主体となって考えた演目を披露します。
26日には、エントランスホールにて唄者の仲宗根 創さんと喜友名 朝樹さんによる島唄ライブをお楽しみいただけます。今注目を集めている、人気の若手唄者です。

—旧正月にちなんで、昔ながらのお菓子作りや遊びに親しめるワークショップも開催されますね

沖縄で昔から正月にいただくお菓子として知られる「ナントゥ」づくりを体験できます。ムーチーづくりはしたことがあっても、ナントゥはやったことがないという人も多いのではないでしょうか。赤味噌が練り込まれた生地を月桃で包む、風味豊かなお菓子づくりに、ぜひ親子でチャレンジしてみてください!
他にも、木の仕掛けおもちゃ作りや、龍凧作りも体験できますよ。

ナントゥづくり体験

龍凧作り

—博物館の常設展で開催される、「干支めぐり」とは何ですか?

常設展示室の中の様々な場所に、干支の動物たちにちなんだ標本が隠されています。
受付で受け取った“干支帳”を手に、展示を回りながら穴埋めクイズに答えていくと…全問正解で2020年の干支「子」の缶バッジをプレゼントします!


博物館の常設展示室は、県内の小・中学生は無料で入れるので、「干支めぐり」は無料で楽しむことができますね。クイズがあることで、子供達もいつもより熱心に展示をみてくれそうです。

今回ご紹介したプログラムの中ではワークショップのみ、事前申し込みと参加費500円が必要です。とくに「ナントゥづくり体験」は毎年好評とのことなので、お早めの申し込みをおすすめします。会期中は、もちろんおきみゅーの他の常設展示や企画展示も合わせて楽しむことができます。ぜひ旧正月はご家族で、遊びに行ってみてくださいね!

<取材協力>
一般財団法人沖縄美ら島財団
企画班 事業広報営業担当:福治 広規さん
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)公式ウェブサイト:https://okimu.jp/

しまかるイベントページ

旧正月はおきみゅーに行こう!2020

2020年1月24日(金)~26日(日)


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